【心ホッコリ】禁酒の効果がメンタルに与える影響を知ろう

「年々、人生においてメンタルが下降気味だ」

「今の絶望のメンタルをなんとかしたい」

「禁酒がメンタルにいい効果をもたらすって本当?」

アナタもこのようなことを思っているかもしれません。

結論から言うと、禁酒断酒の効果が、メンタルに良い影響を与えるのは言うまでもありません。

そもそも、アナタも薄々気づいているのではないでしょうか。

  • 酒を飲めば飲むほど、体調が悪くなっている
  • 年々、人生の状況が悪くなっている。
  • それとともに、メンタルもどんどん悪化している。

禁酒をすれば、これらを改善することができます。

禁酒の結果、短期的には睡眠の質は向上し、肌艶も復活し、顔つきがイキイキとした状態になっていきます。

また、酒を飲まないことで食べすぎを防げるので、ダイエット効果もあります。

これらは、さらなるメンタルの安定にも繋がります。

禁酒の劇的な効果はすぐには現れないかもしれませんが、長期的にはメンタルの改善に大きく寄与することでしょう。

この記事では禁酒を成功させ、そのメンタル効果を最大限に引き出すための戦略もご紹介します。

目次

禁酒がメンタルに良い効果を与える理由5選

禁酒をすることで、直接的にも間接的にもメンタルに様々な良い効果を与えることができます。

禁酒という、ただ身体に酒を入れないことが、人体ひいては自身のメンタルにどれほどの効果が期待できるのか。

ここでは、禁酒による様々な改善効果の中から、メンタルに効果を与えるものを紹介します。

①自律神経の改善

まず、禁酒のメンタル効果として挙げられる大きいものが、自律神経の改善です。

「自律神経って何?」って方は以下参照⇩

自律神経は、その名前の通り、体が自律的に働く神経なのです。そして自律神経は私たちの意思とは関係なく、呼吸や体温、血圧、心拍、消化、代謝、排尿・排便など、生きていく上で欠かせない生命活動を維持するために24時間365日、休むことなく働き続けています。

“自律神経”の重要な働きとは? ストレスや加齢との関係も解説 第一三共ヘルスケア

この自律神経が、禁酒をすることで効果的に働いてくれるというわけです。

そもそも、私たちはメンタルの改善だけに目が向きがちですが、根本を考えていくと、最も効果的なのは、日々の習慣や自律神経の改善だと思いませんか。メンタルの改善だけスパッとできるような必殺技を求めてしまう気持ちは理解できますが、全てはつながっているのです。

そして上述のように、メンタル改善の本質は自律神経の改善にあります。自律神経を効果的に働かせるのに、禁酒は非常に有益です。

アルコールはストレスや不安を増大させ、うつ病のリスクを高めます。いつの間にか、以前の自分より不安・悩み・恐れ・ストレスが増えたということもあるのではないでしょうか。

言い方を変えれば、自律神経を効果的に使えていないために、メンタルに支障をきたす結果になっているとも言えます。

禁酒によりこれらの問題を軽減し、自律神経を整えることでメンタルヘルスを改善します。

②睡眠の改善

睡眠においても、禁酒は大きな効果をもたらします。

アルコールは深い睡眠を阻害し、睡眠の質を低下させますが、禁酒によりこれが改善され、質の高い睡眠を得ることができます。

そもそも、アルコールを摂取した初めの数時間は、深い眠りにつけるように感じているかもしれませんが、それは誤りです。アルコールがもたらす一時的なリラクゼーションと眠気は、実は睡眠の質を低下させ、脳や自律神経に負担をかけることがあるのです。

アナタが眠れたと思ったその後、身体の中ではアルコールの分解過程で起こる化学的変化により、睡眠を妨げる効果が顕著になります。この現象は一般的に「アルコール後遺症」などと呼ばれ、睡眠の最後の部分を不完全にし、その質を著しく低下させます。アルコールはREM睡眠を阻害し、体がリフレッシュする時間を奪います。結果として、これが日々続くと、睡眠不足と疲労が蓄積し、日常生活に悪影響を及ぼします。

アナタも、入眠効果のために寝酒を利用していたかもしれませんが、効果があるどころか、身体に鞭を打つ結果になっていたのですね。これらが禁酒により、改善されていきます。この改善が、メンタルにより良い影響を与えることは想像に難くないでしょう。

一方、禁酒を始めた初期には不眠やイライラを感じるかもしれません。

これは考えれば当たり前のことです。これまで、寝酒という習慣が形成されてしまった人は、酒を飲まないと寝られない(寝付けない)ようになっているからです。

加えて、仕事をしている方は特に、

=寝られない=

ということに過度にストレスを感じる傾向に多いようです。

寝られないということから、一時的なメンタルへの悪影響は避けられないでしょう。

しかし、禁酒を続けていく中で、次第に自律神経が整い、深い眠りが得られるようになります。これにより、清々しい朝を迎えることが可能となるのです。徐々に、朝からメンタルが安定するという効果が感じられてきます。また、良質な睡眠は肌に弾みを与え、変化をもたらします。

さらに、禁酒による良い睡眠は、思考の安定性の改善や記憶力の向上にも繋がり、脳梗塞のリスクを低減する可能性もあります。

言うまでもなく、これらも私たちのメンタルにとって、良い効果が期待できます。

このように、禁酒をして質の良い睡眠を手に入れることは、脳梗塞や肌の老化の予防にもつながり、私たちの健康に最良の効果を与えるのです。

その果てには、メンタル改善効果も期待できるというわけです。

③肌質の改善

禁酒の効果は、肌質の改善にも及びます。

酒を大量に摂取することは、肌にとってよいものではありません。もちろんそれも、アナタのストレスの一因となっていることでしょう。

アルコールの摂取がなぜ肌に悪いのか。

まず、アルコール分解には体内のビタミンAが消費されます。このビタミンAという栄養素は、肌のリニューアルを促進し、肌の健康維持には不可欠です。そのため、頻繁にアルコールを飲むとビタミンAの供給が不足し、結果として肌の健康が損なわれる可能性があります。

さらに、アルコールは体内の水分を奪い、肌は乾燥し、シワやたるみが出やすくなります。

また、アルコールは血管を拡張し、顔が赤みを帯びたり、腫れたりしやすくなります。これらの変化は肌の老化を加速させる可能性があります。

禁酒をすることで、これらの肌トラブルを改善し、肌の健康を回復することが可能となり、そのことがメンタル改善の効果につながっていきます。

④思考の安定性(メンタルそのもの)の改善

心身の健康には脳の状態が深く関与しています。

特に、心の安定には脳の神経伝達物質が化学的に安定していることが重要となります。そのためには、健康的な生活習慣の維持が欠かせません。

アルコール摂取は一時的なリラックス感をもたらしますが、その後には不安や悩み、恐れが増加し、これが神経のバランスを崩す原因となります。

そこで、禁酒をすることにより、神経のバランスが整い、思考の安定性が向上します。

また、質の良い睡眠を確保することにより、日中の集中力を保ち、思考の安定に寄与します。さらに、アルコールは記憶力にも影響を与えるため、禁酒は記憶力の回復にもつながります。

これらの改善はメンタルヘルス全体の向上効果に大きく寄与し、心身の健康にとって重要な要素となります。

小太郎

酒(アルコール)自体がストレスを誘発しているなんて、飲んでいる当時は思いもしなかったけど・・・

僕自身、酒やめたら本当に穏やかになったもんな。そして、同じような報告を数百人単位で受けている。


「酒はリラックスさせてくれる」
「ストレスを解消してくれる」

っていう言葉は、ウソやったんや!!!
(令和時代の今では、酒は一滴でも心身に悪いというデータもどんどんでてきてるしな)

⑤食べ過ぎの抑制

食べ過ぎや飲み過ぎは、心身に害を与え、その害がメンタルにも影響してくるのは、アナタもご存じのことでしょう。酒を飲む人の多くが、自身の体形に悩んでいることがその証拠です。

一方、禁酒することで、実際の食べ過ぎを防ぐと考えられています。

アルコールは血糖値を一時的に上昇させ、その後急速に下降させるため、食物への欲求を引き起こす可能性があります。つまり、アルコールは食欲を刺激する作用を持っているのです。その摂取を避けることで食事の量が自然と減少していきます。結果として、カロリー摂取量を抑えることが可能となります。

この点だけ見ても、禁酒が食べ過ぎを防ぐ効果があると言えます。食べ過ぎるということは、身体にも負担がかかっています。本当は必要ではないものを摂取しているのですから。

禁酒してその余計な食べ物を摂取しないことで、メンタルが良くなる効果が期待できます。

また、うれしい副産物として、ダイエット効果で理想の体型も手に入れることができますね。

メンタル改善のための禁酒するタイミングとその効果的な戦略

禁酒の効果を得るための最適なタイミングは=今=

「とはいうものの、いつから禁酒を始めればいいのかわからない」

と、アナタも思っているかもしれません。

今回の記事では禁酒がもたらすメンタル効果について深堀していますが、このメンタル効果はもちろん、すべての効果を得る一番の禁酒のタイミングは=今=です。

今、アナタはこの記事を読んでいます。

「酒を早急にやめなければならない」

という人や、

「酒をやめたほうがいいのかな」

「少し酒を控えたい」

と様々な状態の方がおられると思いますが、共通して言えることは、

酒ってどうなの?って思っている=ということ。

アナタも、酒に疑問を感じているからこの記事を読んでいるのでしょう。ここで、アナタが酒を飲み始めた頃のことを思い出してみましょう。

  • 酒の問題を意識していましたか?
  • 他人の酒の失敗を身近に感じてましたか?
  • (酒飲み始め当時、このブログがあったとしたら)このブログを読みましたか?

答えは全て=NO=のはずです。(もちろん私もですよ)それが今のアナタは、全て=YES=になっているんです。

気が付きましょう。そして、認めましょう。

この記事を読んでいる時点で、危ないラインに片足を突っ込んでいるんです。今この瞬間から、酒をやめるのがどう考えても賢明です。

さらに言えば、多くの日本人にはストレスや特別な出来事を緩和するためにアルコールを摂取する傾向があり、そのような時は、逆に禁酒を始める絶好の機会となるかもしれません。

ストレスが高まっている時、特別なイベントが終わった後、新しいライフスタイルをスタートする時など、アルコールを代替する新しい習慣を作り始めるのに適した瞬間です。これらの瞬間に禁酒を開始することで、アルコール依存からきちんと距離を置き、新たな健康的な習慣を形成することが可能です。

もちろん、禁酒の効果を最大化するための最適なタイミングは、個々の生活スタイルや健康状態に依存するということはあります。これまでの長年の習慣を変えるということは、内からも外からも相当のプレッシャーをうけることになりますから。しかし、一般的には、上述のように今すぐに禁酒するほうが、明らかに効果的であるという人が大多数でしょう。

一方、注意点としては、ただガムシャラになって(=根性で)禁酒をするということを避けていただきたいのです。

ひと昔前までなら、例えばスポーツの世界でも根性論が叫ばれていましたが、今の時代ではその効果は疑問視どころか、大多数が否定されています。かつては、「のどが渇いても我慢しろ」ということも言われていたようですから・・・

同様に酒も、科学的に(=脳科学や心理学を理解したうえで)やめた方が明らかに効果的であり、メンタルを削ることなく、禁酒はては断酒することができるのです。

メンタル改善のための禁酒を効果的に行うまでの5段階戦略

上記で、ただガムシャラに禁酒するのを避けておこう、という話をしました。

では、どうすればいいのか・・・

ズバリ、禁酒をするまでに(または禁酒直後に)、ある程度禁酒断酒の知識をいれておくのです。

効果的に禁酒ができる工程を見ていきましょう。

①禁酒断酒に興味をもつ&自身がアルコール依存症及び予備軍であることを認める

今、この記事を読んでいるアナタは、

=アルコール依存症orアルコール依存症予備軍=と言われる状態にいるはずです。

このブログだけでなく、様々なアルコール関連の著書や記事、動画に目を通してみてください。検索すればするほど、自身の(なかなかに深刻な)状況がわかってくるはず。

そして、禁酒断酒に興味をもっている状態にある自分に気が付きましょう。

再度お尋ねしますが、

  • 酒飲み時代初期の頃、禁酒に興味がありましたか?
  • 「酒で乱れるヤツの意味が分からん」って言ってませんでした?
  • 「酒なんていつでもやめられる」って思ってませんでしたか?

自分としっかりと向き合って、自問自答してみましょう。

時を経て、アナタは立派に酒に依存しつつある(もしくはすでに依存している)状態になってしまっているんです。そのことに気が付きましょう。認めましょう。

現代の医学に照らし合わせて言えば、何かに依存するのは、別に恥ずかしいことでもなんでもないようです。

ひと昔前なら、アルコール依存症っていうだけで、

  • 家庭環境がどうたら
  • 生まれつきがどうたら
  • そもそもの性格がどうたら

なんて言われていましたね(というか、私たちもそう思ってましたね)。

もちろん、これらも要因として無いとは言えないのでしょうけど、明らかにこれらに問題がないと言える人も、アルコール依存症になってるんです。だって、これだけの数のアルコール依存症&予備軍患者がいるんですよ?

アルコール依存症は飲酒をする方であれば誰でも発症する可能性のある疾患です。我が国でのアルコール依存症の患者数は100万人以上と推定され、そのうち治療を受けている方はわずか5万人(5%)と言われています。さらにアルコールによって身体的・精神的・社会的になんらかの障害を引き起こす、もしくは引き起こしている方(予備軍)は1000万人を越えるとも言われています。一般的に最近ではこの予備軍も含めて「アルコール使用障害」と呼ばれており、適切な治療を受けることを勧められています。

アルコール使用障害(依存症)について 依存症専門医療機関 吉田病院 

1000万人超ですよ?普通に考えて、家庭環境云々だけでは説明がつきません。多すぎです!

つまり、アルコールを飲みすぎたら依存する。きわめてごく自然な現象だということを認識しましょう。

それを受け入れたうえで、たくさんの禁酒断酒の情報に触れていきましょう。今の時代、様々な酒に関する情報が簡単に手に入ります。

小太郎

人間は自分のおかしさを認めるのにものすごく力がいる。めっちゃ自分と向き合わなあかんし、それはとてもしんどいことやしな!

特にアルコール依存症は、
=否認の病=なんて言われているくらいやから、気持ちはわかるで!
(僕も認めるのに、めちゃめちゃ時間かかった)


でも、これは何も酒に限った話ではない。
なんでも、自分のことを客観視しないとその先はないねん!

だけど、一回認めてしまうと、後が本当に楽になるねんな。


だから大切なことは、
「確かに、自分は酒で何かおかしいかもしれないな」

と気づく(認める)ということや。その小さな一歩が、今後のアナタを救うんやで!

②酒に関する知識を入れる

アルコールが脳や神経、特に自律神経にどのような影響を及ぼすかを理解し、その影響が自分の体、メンタルにどのように現れるかを把握することも重要です。

例えば、この記事では、主に酒(アルコール)が及ぼすメンタル面について解説をしています。上記の通り、身体に悪い影響を及ぼすことは言うまでもありません。そのメンタル面への負の影響は、アナタ自身も感じていることでしょう。

でも、それだけではないですよね・・・

そう、酒がアナタに及ぼす悪影響は、何も健康・メンタルに関することだけではないのです。(すでにご存じのことと思いますが)

とにかく、酒(アルコール)に関する知識を入れてください。

酒の知識を入れるということは

=背けたい現実に目を向ける=

ということと同義です。

自分の人生の苦楽を共にしてきた(と感じているだけなのだが)酒の現実に、目を背けたくなる気持ちは重々承知です。事実、多くの酒飲みがここでつまずき、禁酒するという対策が遅れ、過飲酒がそのまま野放しになって、人生が崩壊してしまっているのです。

しかし、アナタは違います。繰り返しになりますが、知識を入れましょう。酒の真実を知りましょう。

すると、

自分の、私たちの普段何気なく行っている飲酒という行為が、以下に危険なことであるのか、ということに気が付きます。腑に落ちるのですね。

ただ禁酒するだけでなく、酒の真実と向き合いながら禁酒する。この工程が、後々アナタの酒から離脱した人生に効果的に寄与していくのです。

③知識を入れると、(自動的に)酒は人体や人生にとって毒物であったことが分かりだす

こうしてたくさんの酒に関する情報を見ていくと、

「酒は百薬の長」

「酒はコミュニケーションを円滑にする」

などと言った言葉は、本質的に間違っていたのではないか、という疑問が出てくると思います。

2024年初頭、厚生労働省が飲酒ガイドラインを公表したように、今や、酒が人体にとっても毒物なのは言うまでもありません。(薄々気が付いていたとは思いますが)

厚生労働省が「飲酒ガイドライン」をまとめました。日本ではアルコール度数や何杯飲んだかで飲酒量を把握するのが一般的ですが、「純アルコール量」、酒に含まれるアルコールの量で健康へのリスクを示しています。純アルコール量の計算方法や、生活習慣病のリスクを高めるとされた飲酒量などについてまとめました。

飲酒ガイドライン 純アルコール量とは 度数と飲酒量 健康リスクとの関係は? NHKナビ

加えて、繰り返しになりますが、

酒が害を与えるのは、心身だけではありません!経済的、人間関係的にも大ダメージを受け、人生全体に悪影響を与えるのはアナタもご存じのはずです。

さらにこれからの時代、ますます酒を飲むことによる弊害が大きくなってくることは自明の理です。

「酒の席(=無礼講)だから、ある程度のことは許されるんだ!」という人が、令和も6年に入っている現在にいるとすれば、それはかなり危ない状態でしょう。

無礼講が許されないどころか、現在においては、

=過去の酒席でやってしまったことまで、ほじくり返される時代=

なんですよ。

毎日の芸能人の報道を見て、内心びくびくしている方もおられるかもしれません。我々大酒飲みは、酒席でやっちまったことなんて星の数ほどあるだろうし、そもそも覚えていないなんてことも珍しくない・・・

そして今後ますます、全てのコンプライアンスはさらに厳しくなり、激しく監視しあう社会になっていくことは誰でも想像がつく未来です。

今の現状を踏まえた事実として言えること。

それは、

これから先も、今のまま酒を飲んでいたら、ますます危険ですよ?

ということです。

社会的にも、時代的にも、飲酒するということがますます自分自身に牙をむいてくる行為となるわけですね。

小太郎

僕が酒をやめた当初、ある断酒ブロガーさんが勧められていた

=嫌酒戦法=

ってのをとりいれてやってみてん。

その名の通り、酒を嫌いになるって戦法やねんけど、
それを実践していくうちにどんどんあることに気がついてきたんだよ。

それが、

「あれ?これ(頑張って)酒を嫌いになろうとして嫌なところを探してるけど、普通に酒ってこういう(悪いとこだらけな)ものなんじゃ?」

って感じ。

「大好きな酒の悪いところなんて見当たらない」
って当時は本気で思ってたけど、酒に関する勉強をすればするほど


=頑張って嫌いになろうとして見つめなおした酒の悪の特徴が、普通にそのまま真実だった=

ってな話。

嫌酒戦法だったり、頑張って酒の嫌いなところを見つけるだのしなくても、

酒の真実を知り、それが腑に落ちれば、

「え?こんなもん飲んでたん!?絶対要らないやん」

って自動的になるはずやで!

④禁酒断酒後、元大酒飲みがどうなっていくのかを知る

酒の負の側面を認識して、疑問を持ち始めると同時に、

同じ(元)大酒飲みが、禁酒断酒後にどのような生活や心境になっているかを、数多く見ていきましょう。

皆、アナタと同じ(元)大酒飲みのなのです。

彼ら彼女たち(もちろん私も含む)全員が、「酒の無い人生なんて、人生ではない」と思っていたのです。今のアナタと全く同じ。

でも、酒をやめ続けると、そうじゃなくなってくるんですね。

私の体感でいえば、酒の無い人生は、年々楽しさ&幸せが醸成されていっている感じです。まもなく禁酒(というより断酒ですが)8年が完了しますが、その効果はメンタル面はもちろんのこと、心身すべて順調です。

また、その効果は禁酒断酒10年が見えてきた今も、毎年更新されていっている体感です。

私以外にも、このサイトには数多くの禁酒断酒者の声を載せています。ぜひ参考にされてください。

⑤自身の禁酒後の経過と照らし合わせる

禁酒断酒後に、どういう経過をたどるのかを知っているというのは、とても強いことです。

そして、その一般的な禁酒後の経過と、自身の経過を照らし合わせて乗り越えていきましょう。

不思議なもので、人間は辛いことがあっても、その原因が分かれば、そしてその出口が分かっていれば、辛さが緩和します。

私も、これまでの8年間で膨大な数の相談を受けてきましたが、

「その時期だとそんなものですよ」

「禁酒〇か月たったら頭痛が治るという報告が多いですよ」

「メンタル面への効果がでるにはまだ早いんで焦らずに」

ということを話しただけで、瞬時にその方の状況が緩和されるというケースを幾度となく見てきました。

自分の状態と照らし合わせて、辛い時期を乗り越えていきましょう。

小太郎

繰り返すけど、

結局、出口か分かってるかどうかだけやねん!今の辛さを耐えられるか耐えられないかってのは・・・


「1年耐えたらその頭痛治るで」

って言われたら、耐えられるやん!人間なんてそんなもんや。

一昔前なら、元大酒飲みの禁酒断酒後の情報なんて分からなかったけど、今やこういうブログやSNSですぐに収集できるもんな!

僕が、8年間も発信し続けているのもその一つ!僕の元には全国の元大酒飲みの生の声が届きまくっている。


次は、アナタの番やで!

禁酒の効果がメンタルに与える影響:まとめ

禁酒の効果がメンタルに与える影響は良いものしかありません。

もちろん、禁酒してしばらくは、アナタのメンタルが不安定なものとなる可能性も少なくないでしょう。

その時は、

「禁酒がメンタルに良い効果をもたらすなんて信じられない」

という気持ちを抱く時もあると思います。

しかし、それが好転反応なのです。

禁酒当初は、メンタルが不安定になって当たり前です。これまで数十年、人によっては半世紀近く酒を毎日飲んできたのですから。

大酒飲み全員(正確には私も含むほぼ全員。まれに全く不安定にならない人もいるらしい)が通る道なのです。

そしてそのメンタル不安定の道を乗り越えると、必ずメンタルが安定してくる効果を感じ始め、心身が良好になっていくという新たな道が開けてきます。

酒に疑問を持ち始めている今のうちに、早々に禁酒(断酒)という道を選んでその効果を享受し、メンタルが安定した幸せな人生を選んでいくことをおススメします。

禁酒の効果がメンタルに与える影響を知ろう:小太郎のQ&A

Q 禁酒すると考えるだけでメンタルが崩壊しそうなんですが、何かアドバイスをお願いいします。

小太郎

長年にわたってしみついている習慣やから、そう思うのも無理はないで!

肝心なことは、別にそれは酒に限らないということ。

もちろんアルコール自体の薬効成分もあるけど、それと同等、もしくはそれ以上に、人間は変化することに弱いから。

つまり、

(禁酒に限らず何かを変化させるとき)

=メンタル崩壊しそうになるのが普通&それはアナタだけじゃない=

ってことやな。

Q禁酒してメンタル効果を感じたいのですが、気を付けた方がいいことはありますか?

小太郎

ズバリ、一気によくなろうとしないことやな!

これもすべてに言えることや。

ダイエット、仕事、恋愛関係、子育て・・・なんでもいいけど、
一気に効果が出て、そのあと良くなったためしがないやろ?

禁酒断酒にも同じことが言えるねん。
禁酒して〇年くらいは、
「なんかおもろない期間が続くらしいな~まあどうせすぐに時間過ぎるからいいわ」

くらいにどっしりと構えておいてちょうどいいくらいやな。

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