【効果実感】禁酒後の体のだるさを撃退!おすすめの運動と生活習慣

「禁酒したら、余計に体がだるそう」

「以前、一度酒をやめた時、とんでもなくしんどかった」

「疲労を感じることなく、効果的に禁酒できる方法が知りたい」

この記事は、こんなことを思っているアナタにぴったりの内容になります。

まず、禁酒後の疲労感の正体を解明し、禁酒するうえで強敵となるHALTについても詳しくみていきます。

その上で、禁酒後のだるさを効果的に軽減させていくための運動や食生活、ストレス管理と組み合わせる具体的な方法について触れています。

禁酒と運動を組み合わせたら、どのようなメカニズムで効果が現れるのでしょうか?

この辺りをきちんと理解したアナタは、禁酒後の疲労感をきれいさっぱり取り払い、酒無し人生を謳歌することができるでしょう。

目次

禁酒後のだるさ・疲労感の正体とは

禁酒を始めたはいいものの、思わぬだるさや疲労感に見舞われている人も多いのではないでしょうか。

それらの症状は、実は体がアルコールの摂取を止めたことによる反動や、アルコール依存からの解放がもたらす身体的な変化が原因である可能性があります。

禁酒(アルコールの摂取を止めたこと)による反動

アルコールを断つこと、それは身体にとって大きな変化をもたらします。禁酒後のだるさや疲労感は、その反動の一部と言えるでしょう。

アルコールは、一時的なリラクゼーションを提供する一方で、体内で様々な影響を及ぼします。

それは、消化器系の働きから脳の機能まで広範に及びます。

特に、長期間にわたり大量に飲酒を続けていた場合、禁酒を始めた直後は、体がアルコールの影響から回復しようとする過程で一時的な疲労感やだるさを感じることがあります。

これは、アルコールが体内で果たしていた役割を、体自身が再び果たすようになる過程で起こるものです。

しかし、それは一時的なものであり、体がアルコールのない状態に適応していくと、その症状は徐々に改善していきます。

禁酒が体にもたらす変化や効果を理解し、適切な対策をとることで、より健康的な生活を送ることが可能となります。

小太郎

よく考えてみ?

今まで毎日毎晩、せっせと酒を飲み続けたわけやけど、それが急に無くなるんや。そら、身体もびっくりするってもんやで。

身体は、何(十)年間もアルコールが注入されることが当たり前になってたわけやからな。

その反動でしんどく感じるのは、仕方ないどころか、むしろいたって健康的なサインとも言えるわな。

禁酒(アルコール依存からの解放)がもたらす身体的な変化が原因

アルコール依存症からの解放は、身体に多くの変化をもたらします。しかし、それは一夜にして起こるものではありません。

禁酒を開始した直後、体はアルコールの欠乏により反動を引き起こします。

これが、禁酒後に感じるだるさや疲労感の正体です。

この反動は通常、禁酒の「離脱症状」と呼ばれます。アルコールを頻繁に摂取していた体は、アルコールがない状態に適応するために調整を始めます。このプロセスは体にとってストレスとなり、結果として疲労感やだるさを引き起こします。

アルコール離脱の基本的特徴は、長期にわたって大量のアルコールを使用している人が突然、アルコールの使用をやめたり、使用量を減らしたりした時に現れる不快な症状です。 症状は人によってさまざまですが、手の震えは典型的です。ほかに、自律神経系過活動(発汗や脈拍の増加など)、振戦(震え、神経過敏など)、不眠、吐き気や嘔吐などが挙げられます。精神的に興奮したり、不安になったり、知覚症状(妄想、幻覚など)が現れたりする人もいます。また、てんかんに見られるようなけいれん(全般性強直間代発作)が生じることもあります。

こころのはなし 心療内科・神経科ハートクリニック



さらに、アルコールは睡眠の質を低下させるとともに、体内の栄養素の吸収を妨げます。そのため、禁酒を始めると、体は良質な睡眠と栄養補給の両方を求め始め、これがさらなる疲労感を引き起こします。

しかし繰り返しになりますが、これらの症状は一時的なものです。

アルコール依存からの回復が進むにつれて、体は新しい「アルコールフリー」な状態に適応し、だるさや疲労感は次第に消えていきます。

最終的には、禁酒が体に多くの恩恵を与え、素晴らしい効果をもたらすことでしょう。

禁酒後のだるさのメカニズムを知っていることが大切

禁酒を始めた初期段階で、多くの人が体のだるさや疲労感を経験します。

上記の通り、これはアルコールの消費が体に引き起こす様々な影響と、その影響がなくなることによる体の反応から来るものです。

アルコールは神経系に作用し、神経伝達物質のバランスを崩すことが知られています。このバランスが崩れると、体のエネルギーレベルや気分、睡眠パターンなどが乱れ、だるさや疲労感を感じる原因となります。

また、アルコールは血糖値を一時的に上昇させるため、禁酒により血糖値が急激に下がると、エネルギー不足を感じて疲労感が生じます。

さらに、アルコール消費により体内に蓄積された有害物質を排出するデトックス過程も、体力を消耗させる一因です。

これらの理解は、禁酒による体の変化を適切に対処し、続けていく上で重要となります。



この過程を知ることで、禁酒を始めたときに体が体験する変化を理解し、より効果的に禁酒を続けることができます。

禁酒の敵 HALT

禁酒を始めるにあたって、HALTという敵に直面することがあります。

HALTはHunger(空腹)、Anger(怒り)、Loneliness(孤独)、Tiredness(疲労)の頭文字を取ったもので、これら四つの感情が禁酒を困難にする主要な要因とされています。

Hungry 空腹

空腹は、アルコールを摂取したいという欲求を増幅させます。特に、食事を抜いたり、食事の間隔が長くなったりした場合、血糖値が下がり、アルコールによる短期的なエネルギー補給を求める傾向があります。

また、空腹時には判断力が低下し、アルコールへの誘惑に負けやすくなります。これが禁酒を困難にする一因となります。

しかし、適切な食事計画により、この「空腹」を管理することが可能です。

栄養バランスの取れた食事を規則正しく摂ることで、血糖値の急激な変動を抑え、空腹感をコントロールすることができます。

小太郎

ビールをすきっ腹に流すために、わざわざ空腹にしていた感もある僕だけど、

それは逆に言えば、

=おなかがいっぱいになったら、飲酒欲求は確実にダウンする=

ということになる。

だったら、その作用を利用しない手はないってことや!

Angry 怒り

怒りは、人間にとって自然な感情の一つです。しかし、それが大きくなりすぎると、自制心を失い、望ましくない行動をとってしまうことがあります。禁酒において、怒りは特に大きな敵となります。

ストレスを感じると、人は心身ともに緊張状態になります。この時、脳内ではコルチゾールなどのストレスホルモンが分泌されます。コルチゾールは、心拍数や血圧を上昇させ、筋肉を緊張させるなど、闘争・逃走反応を引き起こします。

この闘争・逃走反応は、短期的には必要な反応ですが、長期間続くと心身に悪影響を及ぼします。慢性的なストレスは、不安や抑うつ、怒りの増幅につながります。

怒りを感じている時、人は理性的な判断を下しにくくなります。イライラしたり、カッとなってしまったりすると、つい衝動的に行動してしまいます。禁酒において、これは特に危険です。怒りに任せてお酒を飲んでしまうと、せっかくの努力が水の泡となってしまいます。

Loneliness 孤独

孤独は、禁酒にとって大きな敵であることが多いです。

飲み友達との交流が減る、一人で過ごす時間が増えるなど、禁酒によって孤独感が増すことは少なくありません。しかし、この孤独感を克服することが禁酒を成功させるカギとなります。

孤独は人間の基本的な感情であり、誰もが一度は経験するものです。禁酒したての孤独感は、そこまで心配を必要とはしないでしょう。

一方、慢性的な孤独感は精神的なストレスを引き起こし、健康を害する可能性があります。同時に、慢性的な孤独感は人間関係や社会参加にも影響を及ぼし、生活の質を低下させることがあります。

孤独感の対処法や、孤独感を和らげるための習慣、孤独感を感じたときの心のケアも構築しておくことをお勧めします。

小太郎

人づきあいが増えたら増えたで色々気を使ってストレス溜まるし、一人になったらなったで寂しいからストレス溜まるし、

「ほんま、どっちやねん!」

って言いたい人もいるだろうけど、人間てそういうものみたいやな。


だから大切なことは

=とにかく自分と向き合うこと=

ってことやねん。

そうすることで、自分の中でのいい塩梅ってのが見つかるよ。

(ちなみに僕の場合は、友人知人とワイワイやるよりも、
=一人の時間が好きだ=
ということが、酒をやめて再認識できた。
かつてワイワイしてたのは、酒飲みたかっただけやったんや!)

Tiredness 疲労

疲労感が高まると、一時的な解放感を求めて飲酒に走る可能性があります。

そもそも疲労は体調を崩し、無理をすることで逆に健康に害を及ぼす可能性もあるため、注意が必要です。

疲労が溜まると、禁酒の意志が揺らぎやすくなるだけでなく、無理をして禁酒を続けた結果、免疫力が下がり風邪をひいたり、さらには過労で体調を崩すこともあります。

また、適度な運動は禁酒を成功させる重要な要素ですが、過度な運動による疲労は体を壊す原因にもなります。そこから飲酒に走ったら、元も子もないです。

疲労を感じたら、無理をせずに適度な休息をとることが大切です。

禁酒は一時的なものではなく、健康的なライフスタイルの一部として継続することが最も重要です。

そのためには、自分の体調をしっかりと把握し、適切な休息と栄養補給によって疲労をコントロールすることが必要です。

小太郎

禁酒断酒の敵=HALT=。

この知識は、僕が断酒当初に得た知識の中でも、TOP3に入るくらい重要な知識だったよ。(=この知識があったから、上手に断酒ができた)

もう一回、確認しとくで?

Hungry 空腹
Angry 怒り
Lonely 孤独
Tired 疲労

この4つの中で、自分が特に感じやすい感情はどれかってことを、先回りして考えとくねん!


例えば僕の場合で言えば、

=怒り=と=疲労=

からくる飲酒欲求ってことが分かったから、その怒りと疲労に特に気を付けて日々を過ごしていたものだよ。
(その怒りと疲労が、実は日々の飲酒によって引き起こされて増強されていたと気づいたときは愕然としたけどな(笑))


アナタもしっかり対策しときな!

禁酒後のだるさを解消する効果的な運動6選

禁酒後に感じるだるさや疲労感を解消するための運動を6つご紹介します。

これらの運動は、体内の血流を良くし、デトックス機能を高めます。さらに、適度な運動はストレスレベルを下げ、気分を高めるのにも有効です。

ここで挙げる6つの運動は、いずれも自宅で簡単に実践でき、特別な器具は必要ありません。これらを日常に取り入れることで、禁酒による体調不良を和らげ、より健康的な生活への一歩を踏み出すことができます。

禁酒後の体調管理については、適切な運動を行うことが非常に重要です。

以下に紹介する、禁酒後のだるさ解消に効果的な運動の科学的根拠や具体的な手法、注意点などを理解し、無理なく続けられる禁酒生活を目指しましょう。

効果的な運動1. ウォーキング

禁酒後のだるさや疲労感を和らげる最も手軽で効果的な運動の一つがウォーキングです。

ウォーキングは、有酸素運動の一種であり、心臓と肺を強くし、全身の血流を改善します。血流が良くなると、体内の酸素供給が増え、脳や筋肉の働きが活性化します。これにより、疲労感が軽減し、だるさも解消されます。

ウォーキングは、体への負担が少なく、誰でも気軽に始められる点も魅力的です。特別な準備も必要なく、自宅の周りを散歩するだけでも効果があります。特に、禁酒後は体が適応するまでに時間がかかるため、無理なく始められるウォーキングは最適です。

また、ウォーキングは楽しみながら取り組めます。自然や街並みを楽しみながら、リラックスした状態で運動できるため、ストレス軽減にもつながります。

さらに、ウォーキングは脂肪燃焼効果も期待でき、禁酒ダイエットと相乗効果を生むでしょう。

ただし、効果を実感するためには、適切なペースと持続性が必要です。最初のほうは、20〜30分程度、軽いペースで歩くことをおすすめします。

日常生活にウォーキングを取り入れ、禁酒後のだるさを解消しましょう。

効果的な運動2. ジョギング

ジョギングは、禁酒後のだるさや疲労感を解消するのに効果的な運動の一つと言えます。

体全体を使うエクササイズであるため、全身の血行を良くし、体内の老廃物を排出するのに役立ちます。

さらに、ジョギングは体力を増強し、心肺機能を改善する効果もあります。これは、禁酒により体がストレスを感じている場合、特に有効です。

また、ジョギングは、比較的短時間で多くのカロリーを消費するため、ウォーキングと同様に体重管理にも寄与します。これは、禁酒ダイエットを行っている人にとって特に重要なポイントです。

ジョギングを継続的に行うことで、体の筋肉量を増やし、基礎代謝をアップさせる効果も期待できます。基礎代謝がアップすれば、日常生活でのエネルギー消費量が増えるため、ダイエット効果がさらに向上します。

加えて、ジョギングはリラクゼーション効果もあります。

ウォーキングと同様に、自然の中や気持ちの良い風景を見ながら走ることで、ストレスを軽減し、リフレッシュすることが可能です。

これは、禁酒による心身のストレスを和らげ、リラクゼーションを促すのに役立ちます。

しかし、ジョギングを始める際は、適度なペースと距離から始めることが重要です。無理をせず、自分の体調と相談しながら続けることで、禁酒後のだるさを健康的に解消することが可能となります。

ウォーキングよりも負荷の高い運動がしたい方にはジョギングがおすすめです。

小太郎

=歩く= =走る=

は動物の基本的な動作。

現代は、特にデスクワークのみで全然動いていないという人も多いだろうから、それでなくてもストレス溜まっていくねん。

僕たち人間は動物=動く物

だから。


運動習慣が無いって人も、とりあえず通勤に歩く距離を増やすとかしていったらいいよ。気持ち(=脳内に分泌されるホルモン)がほんまに変わってくるから!

効果的な運動3. ヨガ

ヨガは、心と体のバランスを整えることで知られており、禁酒後の体のだるさや疲労感を和らげるのに非常に効果的です。

ヨガのポーズは筋肉を引き伸ばし、関節の柔軟性を高め、血液の流れを改善します。これにより、体内の酸素供給が増え、体全体のエネルギーレベルが上昇します。美肌効果という嬉しい副次効果も期待できるでしょう。

また、ヨガは呼吸法に重点を置いているため、深呼吸を続けることで緊張やストレスを解放し、心地良いリラクゼーション状態を引き出します。

禁酒を始めたばかりの人々は、身体の調子が悪く感じやすいものです。

アルコールの摂取を止めると、体はデトックス(解毒)過程を経験し、一時的にだるさや不快感を感じることがあります。

しかし、ヨガを行うことで、このような不快感を和らげ、体が新しい生活スタイルに適応するのを助けることができます。

また、ヨガは心に対する効果も大きいです。

禁酒によるストレスや不安を緩和し、精神的な平穏をもたらすため、禁酒を継続する意志を強く保つのに役立ちます。ヨガを習慣化することで、禁酒を維持しやすくなり、同時に全体的な健康状態も改善します。

このように、ヨガは禁酒後のだるさを解消するだけでなく、身体的な改善と精神的な安定の両方を促進するため、禁酒をサポートする効果的な運動と言えるでしょう。

初心者向けから上級者向けまで、様々なヨガプログラムがあるので、自分に合ったものを選びましょう。

効果的な運動4. 筋トレ

禁酒後のだるさと闘うためには、筋力トレーニングも非常に効果的な選択肢と言えます。

これまで見てきたように、アルコールを断つことで体内のエネルギー処理が変わり、それが一時的なだるさや疲労感を引き起こす可能性があります。

しかし、筋トレを行うことで、このエネルギーが筋肉の成長や修復に利用され、身体のだるさを軽減させます。

また、筋トレは基礎代謝を高める効果もあり、結果としてダイエットにも寄与します。

筋トレは全身の筋肉を使うため、禁酒による体調不良を和らげるだけでなく、全体的な健康状態の改善にもつながります。特に、体幹を鍛えるエクササイズは、体のバランスを整え、疲労感を軽減する効果があります。



また、筋トレを行うことで、禁酒によるストレスも緩和します。

運動はエンドルフィンを増加させ、ストレスに対する自然な解消法となります。さらに筋トレは集中力を必要とするため、禁酒による不安感やイライラを運動中に忘れることができます。

そして最後に、筋トレは自己肯定感を高める効果もあります。自分の体を鍛え、成果を実感することで、自己評価が上がり、禁酒を続けるモチベーションにも繋がります。

以上の理由から、禁酒後のだるさを解消するために、筋トレは強力な味方となるでしょう。

しかし、筋トレを始める際は、自分の体調とフィットネスレベルに合った適度な強度から始めることが重要です。

自宅でできる簡単な筋トレから、ジムでの本格的な筋トレまで、自分に合った方法で取り組みましょう。

小太郎

特に男性は、筋トレしたらテストステロンっていう男性ホルモンがでるからおすすめやで!

なんというか、やる気の源が筋トレ後にドバドバ出る感じ。

ついでにいうと、モテる男はテストステロン値が高いというのは有名な話。禁酒の気はまぎれるし、モテるし、めっちゃいいやん(笑)


今まで筋トレとかしたことないアナタも、ぜひやってみて!!

効果的な運動5. 水泳

水泳は全身を使う運動であり、心肺機能を改善し、筋肉を鍛える効果があります。禁酒後のだるさや疲労感を解消するためには、これらの要素が重要な役割を果たします。

水中での泳ぎは、水の抵抗を利用して筋力を鍛える一方で、ジョギングなどと比べて関節への負担が少ないため、長時間の運動も可能です。

また、水泳はストレスを緩和する効果もあります。

泳ぐことでリラックス効果が得られ、ストレスホルモンの分泌を抑えることができます。これは禁酒後に見られる不安やイライラの解消にもつながります。

さらに、水泳はカロリー消費量が高いため、体重管理にも効果的です。

水泳は禁酒後の体調管理において、非常に有効な運動と言えます。

しかし、泳ぎ方や呼吸法が不適切であれば、逆に体への負担となる可能性もあります。初めての方や久しぶりの方は、プロの指導を受けるか、適度な強度から始めることをおすすめします。

効果的な運動6.マインドフルネス

マインドフルネスは、禁酒後のだるさを解消するための運動の一つとして注目されています。

これは、自分の身体や心の状態に対する意識を高め、現在の瞬間に集中することでストレスや不安を軽減し、リラクゼーションを促進する心の訓練法です。

マインドフルネスは、禁酒による身体的、精神的なストレスを和らげ、リラクゼーションと安心感をもたらします。この運動は、散歩や瞑想、ヨガなどの静かな活動を通じて行われます。

これらの活動は、禁酒の後遺症であるだるさや疲労感を和らげるのに役立つとともに、自己の意識と対話する機会を提供します。これにより、禁酒のプロセスをより穏やかで平和なものにし、禁酒後の身体や心の回復を助けることができます。

また、マインドフルネスは禁酒ダイエットの効果を最大限に引き出し、体重減少と体脂肪率の低下にも寄与します。これは、自己の意識を高めることで食事の選択や生活習慣の改善を促し、より健康的なライフスタイルへの移行を助けるからです。

小太郎

ちなみに僕の場合も、

禁酒断酒当初に行ったマインドフルネス瞑想がめっちゃ効果的やったよ!

普段何気なく行っている呼吸に意識を向けるんだけど、


「呼吸と気持ち(ホルモン分泌)ってのはつながっているんだな」

ってのがマジでわかる。

いちいち習いに行かなくても、今の時代YOUTUBEとかでもいっぱいやり方でてるし、検索して試してみるのもありやな!

禁酒後のだるさを解消する効果的な生活習慣

運動とともに、生活習慣の改善も、禁酒後のだるさを解消するための、非常に効果的な役割を担ってくれます。

食生活の見直しとバランスの良い食事

バランスの良い食事と食生活の見直しは、禁酒断酒成功のために欠かせません。

酒を好むほとんどの人が、かなり偏った食事をしていることでしょう。

男女問わず、エネルギー源として役立つ栄養素を適切に摂取することが重要です。

そのため、食事の品目と量を見直し、たんぱく質、炭水化物、脂質の三大栄養素をバランス良く摂ることが求められます。

また、ビタミンやミネラルなどの微量栄養素も忘れずに摂ることが心の健康にも繋がります。食事のタイミングも重要で、朝食にはエネルギー源となる炭水化物を中心に摂取することを推奨します。

食生活の見直しも行うことで、禁酒をより効果的に進めることが可能になります。

小太郎

僕たちは、いつの間にか日々の食事の重要性を忘れて(考慮せず)、

より安いもの、より味が濃いもの、よりボリュームがあるもの、より酒と合うもの・・・

を選択してきた。

そりゃ、体調が悪くなって当然なんだよ。毎日体の中に入れているものなんだから。


特に酒飲みは、(これまでの過飲酒&偏食&暴食で)体に相当負担がかかってきた可能性が高いから、これを機にしっかりと見つめなおしてな。


今日明日にその成果はでないけど、年々盤石な状態で顕在化してくるから!

適度な運動による活動量の増加

上記でも見てきましたが、適度な運動は、身体の活動量を増やすだけでなく、筋肉量も増加させることができます。これにより、エネルギー代謝が促進されます。

運動は心の健康にも寄与し、ストレスを軽減する助けとなります。

トレーニングは無理なく行うことが重要で、筋トレを含む強度の高い運動は、徐々に取り入れていくのがおすすめです。

適度な運動は心肺機能を向上させ、全身の血行を良くします。この結果、体内の老廃物の排出が促進され、余分な脂肪が燃焼しやすくなります。また、ストレス解消にも有効で、ストレスによる暴飲暴食を防ぐ助けとなります。

適度な運動を習慣化することで、禁酒後のだるさを効果的に緩和することができます。

ストレス管理とリラクゼーションの導入

ストレスは男性も女性も避けがたい現代社会の課題であり、体の筋肉だけでなく、心までもが「トレーニング」を必要とする状況を生み出しています。

しかし、適切なストレス管理とリラクゼーションの導入を行うことで、これらの問題に対処することが可能です。

まず、ストレスの原因となる要素を理解し、それを解消する手段を見つけることが重要です。

次に、自分に合ったリラクゼーション法を見つけ、それを生活に取り入れることが求められます。

ヨガや瞑想、深呼吸などのリラクゼーション法は、ストレスを軽減し、リラックスした状態を作り出すことで、心と体の健康を維持するのに役立ちます。

また、リラクゼーションは睡眠の質を向上させ、最高のパフォーマンスを引き出すための生活スタイルを実現することができます。

重要なことは、ストレスがあるのは当たり前ということを受け入れ、それとしっかり対峙することです。

小太郎

僕個人の酒飲み時代の反省点としては、

=ストレスを酒で発散させようとしていた=

ということ。

それの何が悪いの?
って思うくらい、酒でストレス発散は日本で浸透している文化だけど、

一言・・・


ホンマにヤバいことをしているんやで!?って話。


僕自身、本当に怖いことをしていたのだと、大反省しているで!

ついでに予言しておくけど、

近い将来(5年以内とか)、
=酒でストレス発散をすることがいかに体や心に悪影響があったのか=

という研究発表が続々と出ると思うよ^^;

(酒は一滴でも体に悪いって発表されて久しいから、酒のネガティブニュースも、令和時代の今ではもう別に珍しくなくなってきてるけど)

禁酒後の体のだるさ・疲労感は撃退できる:まとめ

この記事では、禁酒後に起こる体のだるさや疲労感の原因を解明し、それを軽減するための効果的な運動と生活習慣を紹介しました。

まず、禁酒の敵となる「HALT」について説明しました。HALTを遠ざけるように工夫して生活しましょう。

次に、体調改善への近道である効果的な運動を6つピックアップし、それぞれの運動がどのように体に影響を与え、何を改善するのかを具体的に示しました。

さらに、体調管理の基本である生活習慣についても、飲酒後のだるさを撃退するための効果的な方法を提案しました。

これらの運動や生活習慣を取り入れて、飲酒後の体のだるさや疲労感を効果的に解消し、より健康的な日々を送りましょう。

小太郎のQ&A:禁酒後の体のだるさを撃退!おすすめ運動と習慣

Q 禁酒して3か月くらいなのですが、もう本当に体がだるすぎで、何をやってもやる気も起きず最悪のメンタルです。どうすればいいでしょうか?

小太郎

もう少し我慢しなさい(笑)

っていうのは、冗談でもなんでもなく、本当のことなんや!

禁酒してしんどい状態ってのは、自分の心身が酒が無くても対応できるように頑張ってるところやねん。


もちろん、ひどすぎたら病院を受診するってのも手やけど、今まで僕が(膨大な数の同じ)相談を受けてきた経験から言えば、

「小太郎さんに相談しただけで気が楽になった」

って人が大多数。

これは、僕がすごいと言いたいわけではなく、

=このしんどさには理由があって、そして出口の目安もあるよ=

ってことを自身が分かれば、楽になるって話やねん!


ほら、そう言われたらさっきより楽になってない?

それに加えて、上の運動や生活習慣を実践しとけば大丈夫!

人間は、どんな状況(それこそ戦争、大災害など)でも慣れるから!!


Q 小太郎さんは、そのつらい時期をどうやって乗り越えたのか、具体的に教えていただけませんか?

小太郎

この記事の趣旨に合わせて答えると・・・

運動=ボクシング、筋トレ、マインドフルネス

生活習慣=早寝早起き


って感じで行ってて、これらがあったおかげで禁酒断酒のしんどさから救われたと断言できるわ!

ヒントになるような話をすれば、

学生時代に打ち込んでいたけど遠ざかっているor実は興味をもっていたけどやってないもの

みたいなことをやってみると、熱中していい感じになるかも。


いただくメッセージでも圧倒的に多いのが
「●●に没頭しているうちに、酒のことが脳内から薄れていってます」


って話やねん。

僕たち大酒飲みは、何かに熱中しやすい(悪く言えば依存しやすい^^;)傾向がどうしてもあるみたい。

だったら、その性向を逆手に取ればいいだけやね。

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