【アルコール依存症】断酒体験記 ~奇跡の5日間 ⑥小太郎さんとコミュニティとの出会い編

目次

はじめに

SJCスタッフ・管理者のメンタルヘルサーMikoです。

「奇跡の5日間」シリーズの最終回となる今回は、私の断酒人生を決定づけた 小太郎さんとの出会い をお話しします。
離脱症状の地獄を経て、専門外来で診断を受け、家族に支えられながら迎えた「断酒5日目」。ここから私の新しい人生が始まりました。

※前回記事
【アルコール依存症】断酒体験記 ~奇跡の5日間 ⑤専門外来受診日 2/2


断酒5日目:身体の回復と心の不安

断酒5日目、ようやく離脱症状から解放され始めました。

  • 睡眠がとれるようになった
  • 吐き気や震えが落ち着いた
  • 睡眠薬や抗不安薬が効き始めた

しかし、身体は楽になっても心の中は絶望感でいっぱい。
「一生お酒を我慢し続けるなんて地獄だ」
「飲み会や人生の楽しみを失うんだ」
そう思うと、未来が真っ暗に感じられました。

さらに医師から「まあ、無理だと思いますが」と言われ、統計でも断酒継続率20%以下と聞き、希望を失いかけていました。


必死に探した「希望」

絶望の中で、私はスマホを手に必死に検索しました。

  • 「断酒 成功体験」
  • 「断酒 楽しい」
  • 「アルコール依存症 乗り越え方」

何時間もネットをさまよいながら、ただ「希望」を探していました。


運命の出会い:小太郎さんのYouTube

そこで出会ったのが 禁酒・断酒実現プロデューサー小太郎さん のYouTubeでした。

最初の印象は「怪しい人」でした。
断酒=地獄と思い込んでいた私には、
「断酒は楽勝」「酒無し人生最高」なんて言葉は現実離れして見えたのです。

それでも、他に希望がなかった私は、この人に賭けてみようと思いました。


Facebookコミュニティへ

また、ちょうどその頃、小太郎さんがFacebookで断酒コミュニティを立ち上げたばかり。私は迷わず入会しました。

  • 仲間が欲しかった
  • 孤独から抜け出したかった
  • 一人では断酒を続けられないと分かっていた

規模はまだ小さかったものの、アットホームで温かい雰囲気。これが私の断酒継続の大きな支えとなりました。


効果的だった「お題投稿制」

コミュニティでは毎日「お題」が出され、それに回答する形式でした。

この仕組みがもたらしたものは大きかったです。

  1. 毎日断酒を意識できる(習慣化)
  2. 他人の体験から学べる(知識の共有)
  3. 孤独感が和らぐ(仲間意識)
  4. 無理なく続けられる(生活の一部化)

最初は読む専門でしたが、徐々にコメントを書き、自分の体験も発信できるようになりました。
やがてコミュニティの中核メンバーとなり、気づけば 7年間の断酒継続 へとつながっていました。

なぜ毎日お題形式が断酒に効くのか ~インプットとアウトプットの力~


SJCコミュニティ開設への思い

今の私は、かつての自分のように苦しむ人へ居場所を提供したいと考えています。
それが SJCコミュニティ を立ち上げた理由です。

ここで実現したいことは:

  • 安全で安心できる居場所
  • 毎日お題形式による意識づけ
  • オンライン・オフライン両面での交流
  • 断酒後の明るい未来の共有

「奇跡の5日間」の意味

なぜ「奇跡」なのか。
それは、絶望の中で希望を見つけ、最良のタイミングで小太郎さんや仲間に出会えたからです。

  • 家族の支え
  • 医療的サポート
  • コミュニティとの出会い

これらすべてが重なり、私は救われました。

おわりに

「奇跡の5日間」シリーズは今回で完結です。
地獄の離脱症状、家族への告白、専門外来受診、そして小太郎さんとの出会い。
この5日間が私の人生を大きく変えました。

次は、あなたの番です。
一緒にSJCコミュニティで新しい人生を始めませんか?

酒のない人生に、誇りと出逢いを。
私たちがお待ちしています。


※本記事は個人の体験談です。断酒の効果や方法は人によって異なります。医学的サポートが必要な場合は、必ず専門医療機関にご相談ください。

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