41歳、社会人歴17年の男性
2018年（34歳時）にアルコール依存症を発症・診断
禁酒・断酒のオンラインコミュニティに参加し、断酒7年近くを継続中
目次
はじめに
SJCスタッフ・管理者のメンタルヘルサーMikoです。
これまでの記事では「人との繋がり」が断酒継続の土台になることをお伝えしてきました。
今回はその土台を大切にしながらも、新しい形のサポートとして 最新テクノロジー（AI活用） を導入する構想をご紹介します。
人との繋がりが最優先
SJCが最も大切にしているのは「人間味のある繋がり」です。
なぜなら、「アディクションの反対はコネクション（繋がり）」だからです。
- ひとり一人の体験を尊重
- 温かい交流を促進
- 弱さや失敗も受け入れる場
- オフ会などリアルの繋がりも大切に
この人間的な交流が、断酒を支える大きな力になります。
それでもAIを活用する理由
ただし、人間だけでカバーしきれない部分もあります。
AIを導入することで得られる利点は——
- 24時間365日対応：深夜や緊急時でもすぐに相談できる
- 即時対応：スリップ危機に即座にアドバイス可能
- 心理的ハードル軽減：人に言えないことも気軽に話せる
- 安定したサポート：感情に左右されない一貫性
「酒無しBot」の構想
考えているのは、ChatGPTを活用した 「酒無しBot」 です。
- 緊急時対応：「今すぐ飲みたい」時に冷静になるサポート
- 日常相談：断酒の悩みやモチベーション低下にアドバイス
- 経験ベース：私の断酒体験や知識を反映した回答
- パーソナライズ：利用者の状況に応じて柔軟に対応
例えばですが、飲酒欲求が強くスリップしそうな時に以下のような助言をしてくれます。
AIの限界と使い分け
もちろん、AIにできないこともあります。
- 複雑な心理問題や深刻な危機対応
- 本当の共感や人間的な温かさ
👉 だからこそ、
「初期対応はAI、深いサポートは人間」 という補完関係で使っていきます。
まとめ
SJCが目指すのは、
「人との温かい繋がり」 × 「最新テクノロジー」 です。
- AIはあくまでサポートツール
- 主役は人間同士の繋がり
- 両方を組み合わせて、断酒継続を支える
酒無しBotは、あなたの隣に寄り添う「心強い味方」となる存在を目指しています。
そして、そのサポートを受けながら人間同士の繋がりを深められる環境を作っていきます。
⚠️ 注意事項
- AIは補助的なツールであり、医学的治療の代替ではありません
- 深刻な精神的危機の際は必ず医療機関へご相談ください
- 個人情報の取り扱いには十分ご注意ください
