SJCスタッフ ますちゃん 自己紹介

自己紹介 ~断酒と私の歩み、そしてSJCへの想い~

はじめまして、ますちゃんと申します。
私は長年アルコールとの付き合いに悩み、そして新たな人生を歩み始めた一人です。
ここでは、私の断酒の歩みと、その中で出会った仲間たち、そして今につながるSJC(Sober Journey Club)への想いを綴ります。

幼少期から続く「生きづらさ」

私は1974年生まれ、家業を営む両親のもとに育ちました。
幼い頃から母の期待や過干渉、妹弟との比較、家事や家業の手伝いなど、家庭内でのストレスや違和感を抱えて育ちました。
小学校のころにいじめられ、高校進路は親に反対され、支配的な親による、自己肯定感の低下など、常に「自分らしさ」と「家族の期待」の間で揺れ動いていました。

大人になってからのADHD診断

社会人になってからも、仕事や人間関係で「なぜかうまくいかない」「自分だけ浮いている」と感じることが多くありました。
そんな中、大人になってからADHD(注意欠如・多動症)の診断を受けました。
それまでの「生きづらさ」や、周囲とのズレの理由が少しずつ腑に落ちていきましたが、同時に「どうやって自分と付き合っていくか」を模索する日々が始まりました。

お酒と「ちやほやされる」経験

若い頃、女性としては珍しくお酒が強かったこともあり、飲み会や集まりでは「すごいね!」「かっこいい!」とちやほやされることが多くありました。
お酒を飲むことで、普段感じていた生きづらさや孤独感が一時的に和らぎ、「自分はここにいてもいいんだ」と思える瞬間がありました。

生きづらさと「お酒でちやほやされること」の親和性

振り返ると、生きづらさを抱えている自分と、お酒を通じて周囲に認められる自分との間に、どこか親和性を感じていました。
本当は「素の自分」でいたいのに、お酒の力を借りてやっと「受け入れられる」ような感覚。
でも、それは本当の安心や自己肯定とは違い、飲み続けるほどに自己嫌悪や孤独感が強くなっていきました。

断酒への転機と仲間の存在

家族や自分の健康を真剣に見つめ直したことがきっかけで、断酒を決意しました。しかし、一人での断酒は想像以上に孤独で、何度も挫折を繰り返しました。
そんな時、小太郎さんの旧オンラインサロンにて、同じ悩みを持つ仲間たちと出会い、日々の思いや葛藤を率直に共有し合うことで、「自分だけじゃない」と感じられるようになりました。
自分の気持ちを言葉にし、誰かと共有することで、少しずつ自分自身を受け入れ、前向きに生きる力を取り戻していきました。

SJC(Sober Journey Club)への想い

私はいくつかのオンラインサロンのお手伝いや断酒のコミュニティで自分の経験や気づきを発信する機会をいただいています。
でも、なかなかそういう場所を持てない人が多くいらっしゃいますし、リアルコミュニティでは本当に断酒に関わる発信は失敗ばかりでした。
私がSJCに込めているのは、「過去の私のように悩んでいる人、特に女性の力になりたい」という想いです。
女性ならではの悩みや、男性には言いづらいことも、安心して話せる場所が必要だと感じています。 SJCは、

  • 無理に発信したり、積極的に参加しなくてもいい,
  • ただ「見るだけ」「聞くだけ」でも大丈夫,
  • それぞれのペースで、安心してつながれる,

そんな、ゆるやかで温かいコミュニティを目指しています。

最後に

断酒は決して楽な道ではありませんが、仲間と共に歩むことで、必ず新しい景色が見えてきます。
これからも、SJCの一員として、そして一人の経験者として、誰かの「生きやすさ」のきっかけになれたら嬉しいです。

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